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正しく脱毛するために!脱毛の毛周期とそれぞれの脱毛法について②

 

フラッシュ脱毛・レーザー脱毛・ニードル脱毛。それぞれどのようにしてムダ毛を脱毛しているのでしょうか?脱毛するなら発毛や脱毛のしくみは知っておきたいところですね。

今回も前回に引き続き、方法ごとの脱毛のしくみと脱毛に密接に関係している毛の生え変わりのメカニズムについてご紹介致します。

 

ニードル脱毛で毛がぬけるしくみ

針で毛根を焼く→毛が離れる→毛が抜ける

レーザー脱毛やフラッシュ脱毛が誕生する前には、ニードルが脱毛法の主流。

痛みが激しい、時間も費用も多大にかかるなどデメリットも大きいため、最近では取り扱っているクリニックやサロンがめっきり少なくなっている脱毛法です。名前のとおり、毛穴のひとつひとつに細い針を刺し、刺した針に電流を流すことで毛根部にある発毛組織を破壊します。

毛穴を確実にターゲットにする必要があるので、間違いなく毛穴に刺入できるように毛を1cm程度伸ばしておきます。このため、成長期、退行期の状態でも施術できますが、休止期には施術できません。

刺入後は、使用する技法によって1秒~15秒ほど針に電流を流します。電流の熱処理で発毛組織にダメージを与え、1箇所の毛穴が終われば次の毛穴へ。この作業を繰り返すため、施術には時間がかかります。

熱処理した毛穴から再び毛が生えてくることがほとんどないので、確実性が高く、効果が永久に続く唯一の脱毛法です。

 

レーザー脱毛で毛がぬけるしくみ

レーザーの熱で毛根にダメージを与える→弱った毛根から毛が離れる→毛が抜ける

波長の長さによって特定の色にのみ反応するというレーザー光線の特徴を利用。メラニン色素にのみ反応するレーザー光線を限局的に照射することで、発毛組織を徐々に破壊していくのがレーザー脱毛のしくみです。

ひとえにレーザー脱毛といっても使用する波長の違いによって数種類のレーザー脱毛法があります。一般的に使用頻度が高いのは、アレキサンドライトレーザー脱毛とダイオードレーザー脱毛です。

毛周期のうち、成長期の毛のみに効果を与えることが出来るので、毛周期のサイクルに合わせて2~4ヶ月おきに施術して、徐々に発毛組織を破壊していきます。

照射時には、剃毛した脱毛部位を冷却しながら1~1.5cm程度の限局的な範囲ごとに処理していきます。照射された毛乳頭や毛母細胞はダメージを受けるので、照射後、徐々に毛と毛乳頭の接合が弱くなっていき、2週間程度でムダ毛が抜け落ちます。

完全に毛根部が破壊されていない場合や成長期ではなかった毛は、施術後、再び生えてくるので、何度も脱毛回数を重ねる脱毛法です。

 

フラッシュ脱毛で毛がぬけるしくみ

発毛細胞にダメージを与える→弱ったk毛根から毛が離れる→毛が抜ける

エステサロン、脱毛サロンで主に利用されているフラッシュ脱毛は、美容行為に該当しています。

医療行為ができるクリニック、医療機関以外では発毛組織を完全に”破壊する”行為は禁じられています。といっても、フラッシュ脱毛の原理そのものは、レーザー脱毛とそっくり。

光の熱エネルギーを照射することによって、毛根にある発毛組織にダメージを与えます。

フラッシュライトもレーザーと同じく、毛のメラニン色素に吸収させる光。成長期の毛のみに効果を与えるので、レーザー同様、成長期に合わせて2~4ヶ月に1度の施術を繰り返し、毛の再生力を奪っていきます。

レーザー脱毛との違いは、波長がまばらな光を放射的に照射すること。このため、痛みは軽く、1回の施術時間における出力値は弱いので、脱毛効果を得られるまでの施術回数や期間が少し多く必要となります。

施術後に照射された成長期の毛が次第に弱くなり、2週間程度で抜け落ちます。

1度では全ての毛に照射できず完全に発毛組織を破壊することは不可能なので、しばらくすると残っている毛根からまた毛が生えてきますが、再生しても徐々に細く弱く、そして少なくなっていきます。

フラッシュ脱毛でも死滅した毛母細胞が復活することはありません。つまり、回数を重ねて全てのムダ毛の脱毛が完了すると、不再生の状態となります。