カミソリ負けでかゆい!症状別でかゆみを直す
ムダ毛の処理を行った後にカミソリ負けで痒い…!と肌トラブルに悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「剃ったらニキビみたいなポツポツが出来た」「剃ったところがかゆすぎてつらい!」など
そこで今回は、自己処理派の女子を悩ませるカミソリ負けの対処方法について症状別でご紹介いたします。
そもそもカミソリ負けの原因とは
カミソリ負けをしてしまう主な原因は、使っているカミソリか自己処理の方法に問題がある場合がほとんどです。
以下4つに当てはまる場合は、カミソリ負けのリスクが高くなります。
・同じカミソリを3か月以上使用している
・お風呂場などの湿気が多い場所にカミソリを置いている
・毎日同じところを剃っている
・剃った後に保湿ケアをしていない
大前提としてカミソリ負けの症状を悪化させないためには、カミソリをキレイな状態に保ち、正しい自己処理をすることが大切です。
カミソリ負けの解決方法を4つの症状別にご紹介!
カミソリによる肌トラブルは、主に以下の4つです。
▼白ニキビのようなポツポツができる
▼鳥肌のようなブツブツができる
▼広範囲に湿疹が広がり、赤みやかゆみが出る
▼ヒリヒリとした痛みを感じる
どれも症状に合わせて正しくケアをすればほとんどが解消できます。
症状は似ていても状態の悪さは異なる
カミソリ負けの症状は似ていても『どれくらい重症なのか』は大きく変わります。
たとえば白いポツポツは、鳥肌のようなブツブツとは違い毛穴の中に菌が繁殖しているのでかなり危険です。
また赤みやかゆみがずっと続くと、悪化して痛みも出るようになります。あらかじめ今あるカミソリ負けがどんな状態なのか、改めて確認してみましょう。
▼白ニキビのようなポツポツ(毛嚢炎)
カミソリを使った後、白いニキビのような粒(毛嚢炎)ができたら肌を清潔に保ち、薬を塗りましょう。
洗う時は、殺菌効果がある消毒液入りの液体せっけんを使うことをおすすめします。
また、ゴシゴシ擦りすぎるのは肌荒れのリスクを高めてしまうので、なでるように洗うようにしましょう。
毛嚢炎に効果がある薬を塗ることも、ポイントの一つです。
・炎症を起こしていない毛嚢炎:ステロイドが入っていない市販薬
・炎症を起こした毛嚢炎:ステロイド入りの市販薬
・痛みやかゆみがある毛嚢炎:皮膚科の処方薬(ステロイド入り)
炎症がない毛嚢炎・敏感肌:非ステロイド市販薬
炎症を起こしていない毛嚢炎や敏感肌の方は、以下の非ステロイド薬を選ぶといいでしょう。
・オロナイン
・ドルマイシン軟膏
・テラマイシン軟膏
オロナインは、炎症を抑えてくれる薬です。殺菌・抗菌効果で、毛嚢炎の症状を鎮静します。
「初めて毛嚢炎ができてどの薬を使えばいいかわからない!」と迷った方におすすめです。
炎症を起こした毛嚢炎:ステロイド市販薬
炎症を起こしている毛嚢炎には、以下のような抗菌薬の含まれたステロイドが効果的です。
・フルコートf軟膏
・ベトネベートN軟膏AS
・テラ・コートリル軟膏a
炎症をおさえる効果に加えて殺菌力も強いので、ステロイドが入っていない薬よりも治りが早いです。ただその反面、肌の免疫力がダウンするというデメリットもあります。
早く治したいからといって、必要以上に使うと逆に菌が繁殖しやすくなります。症状が悪化してからでは遅いので、必ず容量・用法を守って使用するようにしてください。
痛みやかゆみがある毛嚢炎:皮膚科の処方薬
悪化して痛みやかゆみを感じるようになった毛嚢炎は、以下の皮膚科でもらえる薬が効果的です。
・ゲンタシンなどの抗生物質
・リンデロンVGなどの抗生物質が入ったステロイド
皮膚科でもらえる薬には、ほとんどステロイドが入っているので、市販の薬よりも抗炎症効果が高いのが特徴です。
「市販薬を使っても症状がよくならない」という方は、皮膚科で処方してもらいましょう。
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